July 3, 2015

クラブG 08 「レインボーボンバー‟アメリカ同性婚案可決”」


タイトル。(笑)

なにかとボンバーを語尾につける系男子の政岡です。皆さんお元気ですか?

先月の終わり、6月26日にアメリカの最高裁で「同性婚の違法が違法」っていう判決が下され州レベルではなく国レベルでついに同性婚が日常になるという歴史的に大きな一歩が達成されました。

日本では「アメリカ=同性婚可能」みたいな感じの受け止め方をしている人が多い気がしますが意外にアメリカは同性婚法可決21番手とどちらかというと遅く、カナダとかヨーロッパの方がこの問題に関しては常に先手をとっていた状況の中やっとアメリカが追い着いた、って感じです。

それを祝うのと共に自分の同性婚支持の気持ちを表現するためにSNSで自分のプロフ画像をレインボーにするのが流行りましたね。




僕ももちろんやりましたよ!


僕の友達もゲイの人もそうではない人も結構やっている人が多くって本当に数日間コンピューターがこんな感じでした↓


で、まずは当事者代表として(勝手に)「ありがとう」。
俺的に自分が結婚出来るか出来んかって正直どうでもいいんです。

「結婚」っていう愛情や絆のシンボルに加わることで本当の絆を得るカップルもいるだろうし、そういう権利からの除外はもちろんいい風には思わないけど自分っていう人間の価値を他人の査定に委ねたくないのと同じで自分と誰かの関係性を何かに押し付けたり、証明してもらわんでも大丈夫って自分は私的に思う。

でも、それと同時に結婚っていうシンボル自体が「拒絶」を示すんか「受容」を示すんかっていう点で大きな問題。

「シンボル」とかって一種のSignifierで赤信号の点灯を見て信号を待つのと一緒でその物事だけじゃなくってその物事を取り巻く全ての者に影響力がある。

自由の女神 ➡ アメリカ

赤信号   ➡ 止めれ

原爆    ➡ 広島、長崎、アメリカ

みたいな感じで。

でもそれと同時に理解せんといけんのが「自由の女神」って書いてあるのを見て



この画像が出てくるのは日本人と漢字や日本語に接点のある人間だけで、そういうのが無い人にとってはきっと

こういう風にしか見えてないんだと思う。

この話を理解した上で知って欲しいのが、
「私、みんなの権利の為に闘います!」ってのも
「私、ゲイに偏見無いよ。」ってのも
「なんか知らんけど流れに乗っちゃおう。」ってのも含めて

この前見たレインボーフィルターの写真達って自分にとってはすっごく伝わるものが多かった。

それは受容であったり、優しさだったり、同情だったり、友情であったり、尊敬であったり。

「自分はこれでいいんだ。」って自分に言い聞かせる事って簡単じゃし、俺なんかいくらでも強がるけど

「そのまんまで大丈夫よ」って客観的にでも、間接的にでも誰かに伝えてもらえるって自己満足じゃあ決して達成できん落ち着きがあるなーって思った。





「この人達には恐れんでいいんじゃ。」って。

「たぶん自分が好きな”モノ”の話をしても嫌われんのんじゃなー」って。


法律の改正が無くっても一人一人の意思表示で世界って変わるんよね。



今回の事で思ったんじゃけど、人間って自分のコミュニケーション能力を過信しとるんじゃないんかなーって。

「大丈夫」「ありがとう」「好き」「嫌い」「怖い」「嬉しい」

言葉って意外と素直じゃないんよね。

「気持ち悪い」「エグイ」「ばりゲイ」「掘られんなよ」

直接は言われんけどよく目にする言葉たち!
もはや全然ゲイに偏見なかった(そりゃあそっか)俺でさえ「ばりゲイ」多用しとったし。


冗談交じりかもしれんけど、それを上手にスルー出来るほど器用じゃない人間もいっぱいおるんかーって今更思う。




友達でFBのプロフ画がレインボーになってた人は見かけたやつはみんなLikeした気がするけどそんなんじゃあ自分の感謝の気持ち伝わらんなーって思って久々にブログで思いを綴りました。

本当に有難う。大好き。

Loveって色んな形があるって再認識。


本当に自分に意志を明確に示すって大切。





自分に出来ることはちゃんとして死にたいけYouTubeでも何個かビデオ投降して、誰かの希望になればいいなーって勝手に思ってます。

ちょっと恥ずかしい気もするけど、何にもせんのが一番恥ずかしいんよね。


“You only live once, but if you do it right, once is enough.” 
― Mae West

So let's do it right!


最後まで読んでくれた人有難う!
あなたは世界を平和にするでしょう。




では!