やって参りまして。ちょっと久々にだいぶイライラしてるんで、今日は年を取るにつれて普段あんまり顔を出さなくなった”Uncensored 政岡”をお楽しみ下さい。
はっきり言って俺、イライラしたら相当口悪し、そこまで言うんかってぐらい文句言うけんみんな覚悟してね☆(笑)
まず最初に言っておきたいのが今ね、イライラとか、理不尽な感情に支配されとって、これを書いてるこの瞬間、手だけじゃなくって体中が震えとってめっちゃタイプミスしとる。(笑)
そしてもう一つ言いたいのが、とりあえず「死ね。」
誰に言っとんか分からんけど、もうとりあえずニコニコしながら「理解されるまでの道のりがあるし、それはこっちも理解してあげんとねー！」とか言うの疲れたわ。
俺、私的に人の悪口言う時に何の捻りも無く「キモイ」とか「死ね」って言う人大っ嫌いなんよね。だってさ、おもんないじゃん、普通に。
例えば俺が自分自身の存在に文句つけるんだったら
①男なのに男が好き。
②彼氏がおる。
③その人と寝る。
④特に隠してない。
⑤悪いことしとる実感とか全くない。
こんな感じの要素を踏まえて、「あいつ、実際相当気まずいよね。」ってだいぶオブラートに包みながらもみんなが苦笑いしとったり、
「あいつはオープンに生きるとして、その家族が可哀想(爆)、自己中かほんま。それはそれでKYよね。」とか。そんな感じが面白いと思うんよね。
「死ね。」ってほんまおもんないんじゃけどさ、おい日本。そういう人達の為の法律が無いって、死ねって言っとるのと何の変りも無いって大概そろそろ気づけや。
保守的な国とか、そういう言い訳ほんまおもんないけーさ、糞みたいな議員たちが糞みたいな法律作る前にちょっとぐらい視野広げろや。
あのさ、俺、文句言うだけ言って、物事の真髄を見極めようとしてない人とか、一緒におってイライラするんじゃけどさー、日本、ほんまそれ。
ここで問題です。(ジャジャン！)
自殺大国日本 >>>>> なんでだろう。
ほんまゲイってAIDS持ち多いよね >>>>> なんでだろう。
30才過ぎても大好きな家族にすらカミングアウトできない人達 >>>>> なんでだろう。
①＋①＝②です。
上の問題の答えは国のポリシーです。
AIDS撲滅運動！って街中でコンドームただで配っとる人達が馬鹿だとは言わんけど、そもそもコンドームなんて使う人は使うし使わん人は使わんモノ。
コンドームをただで配るんじゃなくって”なんでその人達はコンドームを使わ無いのか”を考えんと。
高いから使わないのかなー？だったらタダで配っちゃおう！＝じゃあ残りの364日挿入は禁止します。
この場合コンドームはシンボルとして配られとるって、ちょっと考えれば誰でも分かるけど、もうちょっといい方法があるって事もちょっと考えれば分からんかな。
差別されるのが当たり前の社会で生きて、国に死ねって言われとるけん心を殺して生きて。
そんな社会構成の中で自分を大切にしようって思えるのなんて一握りの人間じゃし、どんなに自分を大切にしようとしても、他人から、社会から、国から大切にされて無い状況は変わらない。
AIDSってニュースがあれば、必ず同性愛者が占める割合が多くって、そんなの誰でも分かっとる事なのに政府のサイトではそれについて何にも触れられてないし。(笑)
差別と区別、偏見と平等、そういうのって情報を発信する側がきちんと理解して受信する側に受け取ってもらわないといけないと思うんです。（やっと震えが収まった。）
それに、どういうスタンスをとってるかとか、知りたくもないけど国がそういう存在にモザイクをかけるのって僕からしたら差別です。
マツコデラックスは面白いし大好きだけど、ゲイの人は無理ですっていう人が多すぎる不思議な社会。
ゲイって言ったら、「自分の事を女だと思っとるん？」って未だにたまーに聞かれる不思議な社会。
別に化粧をして、スカートを履いて、オネェ言葉を話したいんじゃなくって、自分が生まれた国に認められて、大切にされた上でその国を愛したいし、誇りを持ちたい。それだけの話。
でも、今の自分の状況的に日本には帰れんし、僕のパートナーが僕の大切な人として日本で生きる権利、自分の傍におれる権利っていうのが自分の国に誇りを持つための最低限の条件だと思う。
僕個人が本気で頑張って人生を通して1000人分の本気のサポートを得たとして、残りの1億2722万人どうしようかなー。
やっぱり最終的には国が動かんと本当の変化は訪れんし、「変わろう」って思っとる人を、超向かい風ばっかな人生を生き抜こうって思っとる人を応援っていうか、最低限＜法律＞っていうものをみんなが平等に生きることができる為のルールとして掲げるんなら、それに参加させる権利を与えるべきだと切実に思う。
まぁ、国が同性のパートナーをパートナーって認めて全てが解決とは全くならんけど、スタート地点としては悪くないと僕は思います。
ちなみに、前学校で書いたエッセイでは、アカデミックなやつだったんで感情論ゼロで事実を盾に戦ったけど、良い結婚生活ってその人の健康ととっても深い関係があって、精神病、自殺者数、自殺を試みる人の数、そんなの全部ひっくるめて、結婚っていうオプションがどんだけ大きな変化をもたらすんか自分ですらビックリ。その数値がオーストラリアだったらCivil unionとかDe factoとか結婚制度の代わりとなる制度との違いを基準としとるけん、何にも無い日本が変わることによって得られる変化って本当に凄い実質価値が高いものになると思う。
悲しい事じゃけど、数字は嘘をつかん。
ここに今更じゃけど、イライラしとった理由を言うと昨日映画を見たんよ。
The Normal Heartっていうやつで、1982年にアメリカでゲイの病として発症が確認され始めたAIDSとその拡散を止めようと戦う人達と関心すら示さん当時の政府の話なんじゃけど、なんか本当に見とるだけで悔しくなって、その映画の時代から32年間たった今でも、手段と対象が異なれど同じ偏見があり、政治的な無知、無関心があり。スッゴイもどかしくって色々調べようと思ったらフェイスブックで友達が実際に起こった信じられんような差別の話をしとって、もうやってられんよね本当に。
The Normal Heartの予告編(英)
TO WIN A WAR, YOU HAVE TO START ONE.
本当に悔しいぐらい真実。今の俺に争いを起こす力は無いけど、日本の社会の流れに流されてGame overなんて絶対嫌だ。
待ってろ、日本。
Ps. 不機嫌な私の愚痴にお付き合い頂いてありがとうございました。
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