December 7, 2015

Reise nach Deutschland~コロン発祥の地へ~

コロン発祥の地のコロン博物館に行って来て、かなりコロンに詳しくなった。そこにはロマンがあったし、老舗の誇りも感じた。日本の皆さんはあまり知らない(知る機会もあまりない)と思ったので今回は紹介したい。
これから語るコロンの知識は、全て博物館で学んだことだ。

ケルンに着いた。この街で有名なのは大聖堂で、世界遺産にも登録されている。
1248年に着工し、1880年に完成。鎌倉時代に作り始め、明治時代に完成というとんでもないものだ。
大聖堂は157mとゴシック様式の建築物では世界最大。今もなんか工事中。

しかし今回はまた別のお話。大聖堂の他に有名なものと言えば、ずばり『水』。
ケルンの水からつくられる特産品は二つ。一つはケルシュ・ビール。もう一つが、コロンである。

eau de Cologneオーデコロンと言う言葉を聞いたことはあるだろうか。香水の種類の一種のことだ。
このように、濃度が一番弱い香水を指す。




コロンの誕生       

イタリアの雨上がりの春の朝の柑橘類、花、ハーブの香りを思わせる匂いである

その香りを小瓶に閉じ込めることに世界で初めて成功した男が18世紀のケルンにいた。
名はヨハン・マリア・ファリーナ、イタリアからの移民だった。


このコロンを作った調合室は、地下だったため、第二次世界大戦の戦火を免れ、当時の空気をそのまま今に繋いでいる。そして、そこに数々の資料が展示してあるわけだ。
ちなみにこのケルンのコロン博物館では、ファリーナさんが現代に甦って、案内してくれる。
ファリーナさんは気さくでとっても感じのいい方。



ちなみに写真、ビデオは禁止だったので中は撮れていません。

18世紀…人々はウンコを窓から捨て、風呂に入ると梅毒になると信じられていたので風呂にも入らず、貧乏だろうが貴族だろうが、臭いに悩んでいた。
ファリーナは考えた



「どうにかしてこの体臭をカバーできれば…」







そして、試行錯誤の末、それを完成させた。住んでいる場所への敬意から、『eau de Cologne』、即ち『ケルンの水』と名付けます。eau de Cologne自体はドイツ語ではなく、フランス語なのだが、これは当時、フランス語がお洒落で上流階級のものと考えられていたため、フランス語にしたそうだ。

ケルンの水は、フランスから攻めてきたナポレオンに気に入られ、フランスに持ち帰られ、大ヒット。貴族や王族の御用達となったファリーナ。特にナポレオンは、自分の革靴に香水の瓶を収納するスペースを作らせ、1日1瓶使ったと言う気に入りようだったそうだ。


贋作、盗作、権利の問題     
コロンのヒットと同時にファリーナは盗作、贋作に悩まされる。当時は特許や権利などの法律が整っていなかったため、3,000を超える海賊版が出回った。日本でも有名な”4711”もその一つだったそうだ。
4711のやり方は姑息で、ファリーナと言う名前はイタリアで田中さん的な名前だったため、全く関係のないファリーナさんをイタリアから連れてきて、名前だけを買い取り、ファリーナとして販売していたという、嘘のような本当の話しの記録も地下に残っている。
なにはともあれ、50年を超える裁判の末、権利を勝ち取ったファリーナ。
現在、コロンは数多くあれど、オリジナルはたった一つ、このファリーナなのだ。



愛用していた有名人      
今でさえ安価で手に入るコロンだが、当時は一般の人の3ヶ月分の給料でも買えないほどの高級品であったらしい。その為、顧客リストには王族などの有名人が多くいた。

ヴィクトリア女王(英国)
1837年に女王に即位した年にファリーナを王室御用達に指名、ほとんどのヨーロッパの王室がこれに続く(日本では1874年に宮内省の御用を承る。)

ゲーテモーツァルト
行き詰まったり、気分を変えたいときに、机にかけて頭を冴えさせたそうだ。

その他にもルイ15世ダイアナ妃クリントン氏、など数々の有名人が愛用した記録が残っている。



老舗としての誇りと伝統     
このファリーナは1709年に初代ファリーナが完成させてから、レシピが一つも変わっておらず、現在は8代目ファリーナに受け継がれているという。つまり、ナポレオンやゲーテ、モーツァルトらが愛した、そのままの香りを現在も手に入れられるということだ。しかも当時よりずっと安価で。
ライバルの4711社の香水はデパートなどでコーナーがあり、日本でも通販などによって手に入れることが出来るが(これが知名度に繋がっている)、このファリーナはこの博物館に併設するショップか、専門の調香師がいる場所でないと販売を許可していない。まさに老舗としてのプライドを感じる。
”祖国イタリアをイメージした”という優しい香りに包まれながら300年前に想いを馳せつつ、元祖ケルンの水は今日もひっそりと売られている。



これだけ詳しい説明をファリーナさん本人がしてくれて、調合室は当時のまま、顧客リストなどの貴重な資料なども当時のまま、終わりには€4で売られている香水がプレゼントとして貰える。かなりお得なコロン博物館、ケルンを訪れた際は是非オススメしたい。
300年前のことを肌で、鼻で感じる機会は、そうそうないはずだ。

November 30, 2015

Reise nach Deutschland~ドイツ、ベルリンの壁編~

先日、大学が1週間休みだったので、兼ねてよりずっと行きたかったドイツに行ってきました。
原爆ドームを身近に感じ育った広島出身者として多数ある世界の他の『負の遺産』をもっと見たいという欲求が長年ずっと心にあったので、ベルリンの壁に行くのが今回の旅の目的の一つでした。

ベルリンの壁とは、冷戦中(1961年)に東ドイツ政府によって建設された壁で、西ベルリンを包囲する壁であった。

なぜ壁を作ったか?      


第二次世界大戦で負けたドイツはアメリカ、イギリス、フランス、ソ連に分割統治されます。
その中でもドイツの首都、ベルリンはソ連が統治する東ドイツにあったのですが、重要な場所ということで、更に4国で分割統治していました。
ベルリンはこのように4国によって統治されていた。

西ドイツはアメリカ、イギリス、フランスにより統治され、資本主義を採用し、経済発展を遂げます。逆に東ドイツはソ連により社会主義体制となり、生活は苦しかったと言います。そこで人々はソ連の統治から逃れようと大量に西ドイツへ亡命します。これを見たソ連政府が、これ以上の人々の流出を避けるため、東西ドイツの境界に壁を作ってしまいました。この壁は1961年に建設され、1989年まで、なんと30年近く残っていました。



現在の壁        
壁はほぼ取り壊されていますが、その一部はオープンギャラリーとして開放され、21カ国、118名のアーティストのアート作品として、残っており、観光名所となっています。
負の遺産であり、どこかポジティブ。原爆ドームとは違ったスタンスです。


到着すると、ズラーッと長い壁が見えます。”東西分断”“超えられない、変えられないものの例え”と言うくらいなのでとてつもなくデカイのだろう・・・と思っていたけど、そんなこともない。

こんな薄い壁で東西が分断してたのは信じ難い。



さまざまなアートが1.3km続いています。



日本を表現した作品も。



フランス語で書かれた大作。
Google先生によると今年の7月に書かれたらしい。このように日々アートは増えている。




印象的だったのが、鳩に関するアートの多さ。
やはり鳩は世界中どこでも平和の象徴です。







どんどんアートを見ながら進んで行くと、壁の中頃で…


最も有名な「独裁者のキス」
当時の東ドイツを支配していたドイツ側の代表ホーネッカー書記長とソ連代表のブレジネフ書記長の親密さを皮肉った作品。落書きだらけなのが少し残念ですが…






最後に壁が崩壊した年を記念するアートで壁ともお別れ。


まとめ       
落書きも多いが、歴史的な建造物(?)であるベルリンの壁を無料開放しているのは素直にすごい。見た感じは越えられそうだと思ったが、自分が写っている壁の写真を見ると、無理なのがわかる。1.3km、多種多様なアートがあり、特に独裁者のキスは、写真やテレビで見るのもいいが、この大きさで実際に目で見たときの迫力は筆舌に尽くし難い。是非おすすめしたい。




















母親の気遣い、親子愛とはいつでも美しいものだ。














まだまだ旅は始まったばかり。







November 11, 2015

11月11日の重要性

ポッキーの日だと沸く日本の友達の投稿をよそ目に僕はイギリスで少々堅苦しい思いをしていた。
イギリスにポッキーが売っていないからではない。きちんと近所のスーパーに売っている。

11月11日はこちらではRemembrance Day, 通称Poppy Day だからである。
みんなで戦争死没者を弔おうぜって日である。
なぜ11月11日なのかというと、第一次世界大戦が休戦したのがこの日だったからだ。当時の国王であるジョージ5世により制定された。その後、第二次世界大戦でも被害が拡大し、フォークランド紛争や湾岸戦争でも数々の犠牲を出したイギリス。それら全ての犠牲者を弔うのがこの11月11日のリメンブランス・デイである。

この数週間になると赤い花のバッジやら造花やらを胸元につけている人をよく見る・・・というか英国人は全員つけている。
テレビに出る人は"トラブル回避"のために絶対につけている。
どうやら募金をするともらえるようだ。日本でいう赤い羽根募金と思っていただいて差し支えない。
この赤い花はポピー、ケシの花である。第一次世界大戦で最も死者を出した戦地、ベルギーのイーベル地方の特産品だ。
このイーベル地方ではドイツ軍と連合軍の激しい戦闘により建物や道路、その他ありとあらゆるものが破壊された。多くの兵士が死んだ。そして戦争が終わったあと、更地となった地には赤いポピーが一面に咲いた。それを見た人々は戦争により流された血を花が吸い取ったと思ったらしい。それだけ多くの兵士が死に、ポピーが咲いていたそうだ。
ベルギーのイーベル地方

そしていつからかリメンブランスデイの1週間前から当日まではポピーを胸につけるのが常識になった。少なくともイギリスでは。もしつけていなければ、愛国心のないやつだとか、死者を冒涜しているだとか、いわれのない批判を受ける羽目になる。

しかし、これについては('賛'が圧倒的多数ではあるが)、一応賛否両論あるらしい。
自分は日本人として少し複雑だ。つけていると「敵国のくせに」と言われることもあれば、つけてないと「イギリスにいるのにこの国をリスペクトしてない」だとか言われる。
愛国心とは時に大変厄介なものだ。


何事も、他人に強要するのはよくない。しかし、自分は過去の犠牲の上に生きていることも忘れてはならない。そして、1年で1週間だけでも彼らの犠牲を偲ぶ時間を持っているのは、間違いなくいいことだ。こんな重要で重たい日に、遠い日本で人々がポッキーを買って喜んでいるギャップがすごいと思った。

July 3, 2015

クラブG 08 「レインボーボンバー‟アメリカ同性婚案可決”」


タイトル。(笑)

なにかとボンバーを語尾につける系男子の政岡です。皆さんお元気ですか?

先月の終わり、6月26日にアメリカの最高裁で「同性婚の違法が違法」っていう判決が下され州レベルではなく国レベルでついに同性婚が日常になるという歴史的に大きな一歩が達成されました。

日本では「アメリカ=同性婚可能」みたいな感じの受け止め方をしている人が多い気がしますが意外にアメリカは同性婚法可決21番手とどちらかというと遅く、カナダとかヨーロッパの方がこの問題に関しては常に先手をとっていた状況の中やっとアメリカが追い着いた、って感じです。

それを祝うのと共に自分の同性婚支持の気持ちを表現するためにSNSで自分のプロフ画像をレインボーにするのが流行りましたね。




僕ももちろんやりましたよ!


僕の友達もゲイの人もそうではない人も結構やっている人が多くって本当に数日間コンピューターがこんな感じでした↓


で、まずは当事者代表として(勝手に)「ありがとう」。
俺的に自分が結婚出来るか出来んかって正直どうでもいいんです。

「結婚」っていう愛情や絆のシンボルに加わることで本当の絆を得るカップルもいるだろうし、そういう権利からの除外はもちろんいい風には思わないけど自分っていう人間の価値を他人の査定に委ねたくないのと同じで自分と誰かの関係性を何かに押し付けたり、証明してもらわんでも大丈夫って自分は私的に思う。

でも、それと同時に結婚っていうシンボル自体が「拒絶」を示すんか「受容」を示すんかっていう点で大きな問題。

「シンボル」とかって一種のSignifierで赤信号の点灯を見て信号を待つのと一緒でその物事だけじゃなくってその物事を取り巻く全ての者に影響力がある。

自由の女神 ➡ アメリカ

赤信号   ➡ 止めれ

原爆    ➡ 広島、長崎、アメリカ

みたいな感じで。

でもそれと同時に理解せんといけんのが「自由の女神」って書いてあるのを見て



この画像が出てくるのは日本人と漢字や日本語に接点のある人間だけで、そういうのが無い人にとってはきっと

こういう風にしか見えてないんだと思う。

この話を理解した上で知って欲しいのが、
「私、みんなの権利の為に闘います!」ってのも
「私、ゲイに偏見無いよ。」ってのも
「なんか知らんけど流れに乗っちゃおう。」ってのも含めて

この前見たレインボーフィルターの写真達って自分にとってはすっごく伝わるものが多かった。

それは受容であったり、優しさだったり、同情だったり、友情であったり、尊敬であったり。

「自分はこれでいいんだ。」って自分に言い聞かせる事って簡単じゃし、俺なんかいくらでも強がるけど

「そのまんまで大丈夫よ」って客観的にでも、間接的にでも誰かに伝えてもらえるって自己満足じゃあ決して達成できん落ち着きがあるなーって思った。





「この人達には恐れんでいいんじゃ。」って。

「たぶん自分が好きな”モノ”の話をしても嫌われんのんじゃなー」って。


法律の改正が無くっても一人一人の意思表示で世界って変わるんよね。



今回の事で思ったんじゃけど、人間って自分のコミュニケーション能力を過信しとるんじゃないんかなーって。

「大丈夫」「ありがとう」「好き」「嫌い」「怖い」「嬉しい」

言葉って意外と素直じゃないんよね。

「気持ち悪い」「エグイ」「ばりゲイ」「掘られんなよ」

直接は言われんけどよく目にする言葉たち!
もはや全然ゲイに偏見なかった(そりゃあそっか)俺でさえ「ばりゲイ」多用しとったし。


冗談交じりかもしれんけど、それを上手にスルー出来るほど器用じゃない人間もいっぱいおるんかーって今更思う。




友達でFBのプロフ画がレインボーになってた人は見かけたやつはみんなLikeした気がするけどそんなんじゃあ自分の感謝の気持ち伝わらんなーって思って久々にブログで思いを綴りました。

本当に有難う。大好き。

Loveって色んな形があるって再認識。


本当に自分に意志を明確に示すって大切。





自分に出来ることはちゃんとして死にたいけYouTubeでも何個かビデオ投降して、誰かの希望になればいいなーって勝手に思ってます。

ちょっと恥ずかしい気もするけど、何にもせんのが一番恥ずかしいんよね。


“You only live once, but if you do it right, once is enough.” 
― Mae West

So let's do it right!


最後まで読んでくれた人有難う!
あなたは世界を平和にするでしょう。




では!







April 22, 2015

...I love it! Advertising編


お久しぶりです。

とっても忙しくって三か月ぐらい放置でしたが≪Term Break≫中で時間に余裕のある今のうちにカキカキします!

今日は私が勉強中のAdvertisingについて少し・・・


意識して見ないと分からないかもしれないけど、世の中の広告達はアイデアでいっぱい!


CM中にトイレに行くのもコーヒーを淹れるのもいいけどCMガン見して色々分析してみると意外に結構楽しかったり…


そんな自称広告マニアLv.28の政岡が選ぶ最近見つけたPrint広告ベスト12!(シェアしたいのがあり過ぎてベスト5にも10にも出来んかった。笑)


第12位


シンプルだけど、クリエイティブ。マガジンと同じ厚さのテレビを宣伝するためにそんな所に広告が。ありそうで無かった斬新な宣伝手段。



第11位


ソチオリンピック前に起こったロシアのアンチ同性愛者な法律改正とプチン大統領をはじめとするホモフォビック達へのプレゼントでゲイ著名人達のマトリョーシカ人形。こういう言葉やタイトルが全く無くってもメッセージをオーディエンスに伝えられるっていうのは凄いレベル高いと思う。アイディアの勝利!ちなみに一番ちっこいトム・デイリーが私的にマジで欲しい。(聞いてない)



第10位


Nude Selfieがインターネットの話題を常に独り占めしてきたここ数年。セクシーな自撮りを彼氏にプレゼントした後の連鎖が鏡の反射越しに一目で解るインターネット上での賢い行動を呼びかけるポスター。みんなも気をつけて!



第9位


ヘッドホン、イヤホンのブランドの広告。セクシーなサウンドを作ってきた彼らならではの広告で、シンプルに裸って人の注意を引くけんAdvertisingで一番重要な一歩目の〈無視させない事〉を達成させる賢いやり方でもある。



第8位


いやー賢くない?こういうのClever感満載で大好き。

毎朝のメンテナンスを欠かさん事で人間は人間としておれるんじゃね!髭三週間に一回ぐらいしか手入れせん自分はちょっと危ないんかな。(笑)

でも本当にみんなが知っている何かを上手に使ったら頭にも残るしRecall率UPなんだろうなー。巧!



第7位


コンドームの宣伝。一体感が物凄い。そしてここまで人に見せたらいけんモノ感があるのにも関わらず見せたらいけんモノが何一つ映ってないっていう。

こんなん視界入ったらガン見しちゃうよね感が巧!

Super Connection感しか無いね!



第6位


アウトドア雑誌の宣伝。「籠の中の鳥」って正にこの事。窓の外を眺めとるって点も含めて逃げ出したい、外に出たいってメッセージかな。

普通に仕事を楽しんどる人までもなんか閉じ込められた気持ちになるよね!籠の中の鳥を見て可哀想って感じるけど人間もけっこう同じ状態なんだなーって再確認させて、そのうえでアウトドアの雑誌見せられるとチャレンジされた気分になる。

ウルルまた行こうかな。←Advertiserの餌食



第5位



男性用下着の履き心地の良さをこれでもかってぐらい表現。

なんかもう、居心地良すぎて家から出ん人達じゃないけど「履き心地が良すぎてこれ以外履きたくない!」ってなりそう。もうパンツ30着ぐらいもっとるけどこんなん見せられたらパンツハンターの政岡としては無駄使いせざる終えんよね。って思ったけどロジャーさんに「ふざけるな。」と言われあえなく撃沈。あーあ。俺の下着のソファーは見た目いいけど座り心地普通だしなー。(え)

まぁ神アイデア。

ちなみに私の誕生日8月5日です。



第4位



スクーターの広告。重たい渋滞の中でもスラスラーっていけますよ的な。本当に思うけどレベル高い
広告ってアート以外の何物でもないと思う。

スクーターの長所→渋滞時にもスラスラ→時間短縮→砂時計…

渋滞時に長所を発揮するスクーターっていうBIG IDEAで上手に遊んだなーって。
そして "NO TIME FOR DELAYS" っていう言葉遊びまでクリエイティブ。こんな仕事が出来る人カッコいい。なりたい。なる。



第3位



キットカットさん。Have a break, have a Kitkatでお馴染みの彼等なわではの素晴らしすぎるポスター。今まで築き上げてきたキャッチコピー。色の使い方。そういうのが全部うまく働いてこれを見た人みんなが「なるほどー!」って思わず口にしてしまうアイデアに巧。

何かを完成させない事が「完成形」っていう面白すぎる発想力。



第2位



マクドナルドさん。あんなに人気があってあんなに完成されたビッグマックでもマクドナルドさんはまだまだ高みに行くよ!っていうメッセージ。”The hunt isn't over yet."でもそうじゃけどやっぱり言葉選びが素敵。

今回はプリント版のランキングじゃけどCMではマックのライバル会社が彼等でいうビッグマック(大人気商品)を一店舗のメニューから無くしてみてそれを見たお客さん達が本気で‟Are you fucking crazy?”ってキレるのを撮影してどんだけ人々から愛されとるんかってのを証明しとった。(笑)

忠誠心の極みですね。

「お店から(メニューから)消えたら激怒してしまいそう。」って商品あなたはありますか?
ちょっと形は違うけど俺は自分が大好きだったドラマがシーズン2でキャンセルになって‟I want the season 3."っていう署名を行いました。(照)

環境問題とか署名するできものもっとあるんだけどな。(汗)




そしてそして記念すべき一回目のコンテストで第一位に輝いたのは・・・・・

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

(上のはジョジョじゃなくって一応ドラムロールね!)

第一位

素晴らしい。

電球の宣伝ってこんなに素晴らしくなるもんなん?

「とっても長持ちで交換の手間いらず。」
「最長寿命3,0000時間。」


そんな情報を表現する方法がコレ?
斬新しぎる。

ってかここで出てくるキム家(笑)

センスが大爆発。

こんな素晴らしいものが拝めるなんて生きとってよかったわ。



《完》




って感じの今回の〈...I love it! Advertising編〉興味深かったですか?

私的に自分の好きなものをシェアしるの大好きなんじゃけどニーズが無かったら他の事を書こうかなと。

ちなみに大好きなTVコマーシャルシリーズもあるけん興味がある人がおったらいつかお届けする予定です(*_*)

みんなも「ウオォーーー、センスの塊‼‼‼」って感じのやつ見つけたらポスターでも映像でもなんでも教えてね!


では良い一日を!






March 17, 2015

Spotifyによる新しい音楽の可能性


みなさんはSpotify(スポティファイと読む)というアプリを知っているだろうか?
今、海外で人気の音楽アプリで、浅野は見事にどハマりしている。
どのようなアプリなのか、色々掘り下げて紹介しよう。

海外にいることの利点の一つに、日本にまだ入ってきていないものを体験出来るというのがある。
例えばコカ・コーラ社の新商品コカ・コーラ・ライフ

日本では最近(39日)発売したそうだが、こちらイギリスでは半年以上前(2014年9月)から発売されていたので、自分は、普通に買って飲んだりしていた。そして今、日本では新商品として宣伝されている。すなわち今、日本でコカ・コーラ・ライフどうこうやっているのを見て、優越感に浸れるのである。

日本は、人口が13000万人と多く、経済もGDP世界第3位という大きなものなので、日本の市場はビジネス的にはかなり重要で無視は出来ない。なので、コカ・コーラ・ライフのように、多少の時差はあれど、だいたいの商品は日本に入ってくる。しかし、いくつかの分野では日本はかなり独特で、企業が参入を渋る場合がある。そういうものをどんどん見つけて、端から体験していき、日本に合うかどうかを考えると楽しいのではないかと考えた。そしてその記念すべき第一回がSpotifyというわけだ。(コカ・コーラ・ライフは残念ながら日本にも入ってしまった)

Spotifyは、2006年にスウェーデンで作られ、2008年にサービスを開始した音楽ストリーミングサービスで、平たく言うと2000万曲以上の曲から選んで好きな曲を聞けるというもの。基本は無料だが、月額$9.99で有料会員になることもできる。
現在会員数は4000万人弱、そのうち1000万人有料会員であるという。
では、他の音楽配信と何が違うのか。
まず基本的に無料でありながら合法であること。音楽アプリで(イントロだけでなく)曲の全てを聞けるものは違法、またはグレーゾーンのものが多く、音楽業界はそれに手を焼いてきた。メタリカがNapstarを訴えた事は記憶に新しい。しかしSpotifyは各レコード会社と契約しているので違法ではない。その為、無料で使おうと思えば30分に1度の割合で30秒ほどのCMが流れる。言ってしまえば、それさえ我慢すれば無料で使える。ちなみに有料会員になるとCMを聞かなくてすむ。
もう一つはストリーミングサービスであること。
これまで、音楽はiTunesやレコ直、moraなどの音楽配信サイトで、お金を払ってダウンロードするのが主流であった。それとは別の手段として、出てきたのがYoutubeなどに代表されるストリーミングだ。
色々なサービスがあるが、今現在(3/17)の日本のアプリランキングで見るとこの3位のアプリがそれにあたる。(これが先ほど言ったグレーゾーンアプリだ。)

しかし、そのストリーミングには2つ欠点があった。

一つは時間がかかったこと。
再生ボタンを押して、読み込みをはじめて、再生する為、その待ち時間がストレスになり、音楽配信などには向かないとされた。
確かに例えばアルバムを聞いていて、↑のように曲毎に少し(だとしても)待つのは煩わしい。

もう一つは音質が悪いこと。
ストリーミングなので、CDや、配信のものから劣化してしまうのは仕方のないことだ。
ところがSpotifyに、この2つのデメリットはない。
まず、待ち時間だ。このSpotifyP2Pの技術を応用しているため、再生ボタンを押してから再生するまでが0.1~0.5ほどで出来てしまうので、読み込みを待つ時間がなくなった。そして音質は320kbps、即ちiTunesよりも高い。有料会員になれば更に高音質に設定できる。
まさにSpotifyは今までのストリーミングサービスの欠点を改善してみせたアプリだと言える。
Spotifyのトップページはシンプルで見やすい。iTunesやFacebookを見本にしたそうだ。

マーク・ザッカーバーグはFacebookを通じ、我々人間は繋がりを求める生き物だと言う事を示した。そしてFacebook登場以降、SNSは我々の生活に欠かせないものになったが、そういうわけでSpotifyにもSNS機能がある。
例えば、Spotifyでは自分のお気に入りの曲だけを集めて、プレイリストを作れる。自分の友人はそれを見れるし、逆に友達の作ったプレイリストを見ることも可能で、気になった曲はどの曲でも瞬時に聞ける。逆も然りである。友達同士で好きな音楽の聴きあいこが手軽に出来る。その中で知らない曲があると、聞いてみたくならないだろうか?音楽のテイストの合う友人の好きな曲なので、自分も好きな可能性が高い。もし、気に入ったら、高評価のボタンを押す。するとそれが友人に伝わる。Facebookのマーク・ザッカーバーグは言った。「友人のお気に入りの曲を聴くのは楽しいだろう。しかし、もっと楽しいことがある。それはあなたのお気に入りの曲を友人も気に入ってくれたときだ。」
Spotifyではそれが出来る。しかも驚くほど簡単に。

Spotifyは、好きな音楽を聞くだけではなく、自分好みの音楽と出会う場でもあるとしての機能もある。それがRadio機能だ。自分の好きなアーティスト、もしくは曲を設定すると、それを基にアルゴリズムを使いSpotifyがあなたが好みであろう曲を選択して、どんどん流してくれる。このように自分の好きなジャンル、曲のテイストなどから自分好みであろう曲と出会えるのもSpotifyの大きな魅力だ。
ちなみに試しにOasisを選んだら、Coldplay→Arctic Monkeysと流れた。リアムやノエルが見たら間違いなく激怒するだろう。


Spotifyそのものの利便性の次は、モデルとしての優秀さを説明しよう。Spotifyは音楽配信の形を変えると言われている。なぜ?それは世界の音楽事情と深く関わっている。
今日の世界各国では、音楽はもっぱらデータで取り扱われる。CDやレコードを買う人は滅多にいない。iPhoneなどのスマートフォン端末、iPodやウォークマンなどの音楽プレーヤーに音楽を入れ、それを持ち歩くのが一般的である。
一般人のカバンの中身を公開しているサイトでもほぼ100%の人がiPodなどの音楽端末を携帯していた。

こうして、音楽のダウンロード販売は世界のスタンダードなわけだが、問題も山積みだ。イギリスBBCなどのリサーチによると全世界の全音楽ファイルのうち95%は、違法にダウンロードされたものだそうだ。この海よりも遥かに広大なネット上では音楽ファイルを無料で違法にダウンロード出来てしまうサイトがたくさんある。俗にいう海賊版だ。音質にも違いはない。というわけで、わざわざお金を払ってまで正規のダウンロードをしたがる人間はほぼいない。
インターネットと言う海はほぼ完全に海賊に支配されていた。

そこでこのSpotifyの登場だ。iTunesやレコ直やmoraなどの音楽配信サイトは、レコード会社と契約して音楽をダウンロード販売しているわけだが、それらを使っているのは前述の通りたった5%。言わば数多くの合法サービスたちで全体のたった5%の客を奪い合っているのだ。
Spotify便利で、合法で、しかも基本無料のサービスを提供することで、5%の奪い合いに参入するのではなく、残りの95%を囲い込みにかかった結果、その取り組みは大成功したと言える。
スウェーデンを皮切りに、ノルウェー、イギリス、アメリカなど、Spotifyを導入した国々では違法ダウンロードの数が減少。Spotifyの前では、ウイルス感染のリスクを負いつつ、時間も容量も食う違法ダウンロードをするのが馬鹿らしくなるからだ。
こうして、Spotifyは、音楽配信の最大手のiTunesでさえ止めることの出来なかった違法ダウンロードを、確実に減らすことに成功した。それどころか95%の違法ダウンローダーたちをレコード産業の顧客に変えてしまったのだ。賞賛されてしかるべきだろう。そしてこれがSpotify音楽界の救世主と言われる所以だ。

では、ここまで良い物がなぜ日本に入ってこないのであろうか?
日本の市場は独特だ。なんと音楽配信全盛期の今、世界で唯一、配信よりもCDが売れている。その売り上げはなんと音楽全体の85%だ。そしてオンライン配信の音楽の売り上げは近年驚くことに減少している。世界的に日本は積極的に新しいテクノロジーを取り入れる国であると見られているのに、なぜ?
これは日本の保守的な性格が影響していると見られており、日本は大きな転換にはいつも懐疑的だ。さすがに卒業論文などはPCで作成するが、未だに就職の際の履歴書などは手書きの方がいいとされる。こちらは音楽とよく似ているが、書籍も未だに数多くの人が実際の本を、電子書籍よりも好んでいる。この辺りは保守的な性格云々よりも日本独特の収穫(コレクション)を好む文化の影響とも言えそうだ。
棚にずらっと並べてあるCDや漫画の山は、海外よりは日本でよく見られる光景だ。

このような風土があるのに加え、日本の場合、権利の関係が非常にややこしいのもある。
欧米の音楽業界では、ユニバーサル、ソニー、ワーナー、EMI所謂4大メジャーレコードが強い影響力を持っていて、その占有率は実に70%に及ぶ。そしてその4大会社は全てSpotifyの株主だ。しかし日本でのシェアは36%。欧米ほどこれらの会社は力を出せない。言わば、欧米では身内の4人に話しをつければいいのだが、日本では、説得しなくてはいけない人が両手両足で足りないほどいると言った感じだ。加えて、前述のようにCDの方が売れている日本の音楽業界では、Spotifyなどの音楽配信サービスには敵対心、嫌悪感があるだろう。同意をもらうのは並大抵の事ではない。しかし、Spotifyが一旦日本に入ってしまえば、鎖国を解いた日本が一気に欧米化したように、Spotifyが信じられないスピードで広まるであろう事は想像に難くない。
問題は、鎖国を止める為にアメリカがしたように黒船のような圧倒的な脅威を示せればいいのだが、それは見えにくい形をしていて、日本の音楽業界の関係者の多くはその脅威に気づいていない。(その多くは気付かない"ふり"であろうが・・・。)

「勝ちに不思議の勝ちあれど、負けに不思議の負けなし。」これは日本野球界屈指の名選手であり名監督でもある野村克也氏の言葉だ。

AKBやジャニーズ、EXILEがチャートを独占し、ミリオンを連発して、一見、見栄えはいいが、リスナーがその中身がピーマンのようにすっからかんな空洞だと気づくのは時間の問題だと思える。アイドルグループらが売れていることに明確な理由などないのである。その波に乗るのは簡単だが、そこに音楽業界の未来はない。
逆に、音楽業界の全体の売り上げは10年間減少を続けており、そして、そこにはアイドルグループの躍進と違い、明確な理由があるはずだ。そこに日本の音楽業界の偉い方々は気づけるか、見て見ぬ振りを止められるか、目先の利益でなく未来を見据えられるか、が今後の重要なテーマになってくる。


残念なのは、そうこうしている間に、Spotifyを中心とした音楽モデルのあり方の議論から日本のような大国が置いていかれている事だ。Spotifyは間違いなく音楽界の革命児で、今後音楽業界はこのSpotifyを中心に、または基にして展開するだろう。これこそが日本の音楽業界にとっての解決策であると、音楽業界自体が早く気づいてくれる事を、また、日本でもSpotifyが早く使えるようになることを祈って、最後はSpotifyのコンテンツ責任者であるケン・パークス氏の言葉を引用する。

「日本で、決定権を持つ人たちに対するプレッシャーが強くなり、何か違う事をしなければならなくなったら、彼らはそうするだろう。そしてその時は近づいていると私は思う。」