March 22, 2014

サッカー学部がW杯の日本を予想!

こんにちは。浅野はサッカー学部に留学中と言う事で、今回はあと約3ヶ月後に迫ったブラジルワールドカップでの日本を予想してみようと言うポストでございます。

日本はグループC、可もない不可もないグループと言ったところでしょうか。

・コロンビア
・ギリシャ
・コードジボワール
・日本

となっています。
ブラジルやスペインのような飛び抜けた存在がおらず、均衡していると言う印象です。
ちなみに3月13日に発表された最新のFIFAランキングでは5位のコロンビアがずば抜けており、13位にギリシャ、24位にコートジボワールとまぁまぁ固まっていて、日本は48位と圧倒的に下ですね。
まぁFIFAランクは大袈裟に言えばじゃんけんのグー・チョキ・パーにランキングをつけるみたいな物なんで、当てになりません。

さて、『ワールドカップは初戦が全て』と言われている通り、初戦がどうなるかがかなり重要です。前回大会も、無理だ無理だと言われていたカメルーン戦に勝った事で一気に勢いがついたように、初戦の結果はその後の戦いにも大いに影響を及ぼして来ます。
日本の初戦はコードジボワール。

【コードジボワール】
アフリカ勢最強との前評判で、ドログバさんなんかは前回大会前に骨折させられた恨みなんかあって、闘志をメラメラ燃やしてるんじゃないですかね。
ドログバさんの他にもお馴染みのトゥーレ兄弟、スウォンジーでプレーしているボニー、ローマ躍進を支えているジェルビーニョ、元チェルシー現リールのカルー、本田さんのロシア時代の元チームメートだったドゥンビア、今最も将来を期待されている若手FWの一人トラオレさんなど、名前を挙げればキリがないタレントを擁しています。
日本の苦手なフィジカルが強いチームです。そしてやっているサッカーは個人の能力に依るところが大きいイメージです。これも日本がかなり苦手としていますね。
しかし、ディフェンス陣にはビッグネームがあまりいません。なので日本にも充分にチャンスがあると思います。ワンタッチの速いパス回しでマークを外せればチャンスはたくさん作れます。後はそれを如何に決めきれるか。チャンスがあるのに決められないでいると、ドログバさんやヤヤ・トゥーレさん辺りに個人技で普通に入れられちゃいます。ドログバさんは落ち目ですがヤヤ・トゥーレさんは間違いなく今大会でも屈指の好選手です。
ポイント:個の力に対してチームワークで勝とう。

【ギリシャ】
次戦の相手はギリシャ。
よー分からんしそんな強くないんじゃない?って思いがちですが、俺はこのグループで日本が一番苦手なのはギリシャだと思ってます。日本がベラルーシ、セルビアに二連敗した欧州遠征を覚えていますでしょうか?引いて守られて全然点が決まらなくて、そうこうしてる間にカウンターから点取られて負けちゃった。ボールも支配してたし、攻めてたのになぁ…。あれの強化版がギリシャです。典型的な堅守速攻チーム。欧州予選でもグループステージの10試合中4失点。ボスニア・ヘルツェゴビナに3点取られてラトビアに1点取られて、後は無失点に抑えてます。
エースのミトログルは最近イングランドのフルハムに移籍して来ました。188cmと大きくポストプレーが上手く、左足での精度の高いフィニッシュも持っています。日本が苦手にしているタイプのFWです。そのFWの控えサマラスは俊輔とセルティック時代にチームメートでした。彼も193cmと長身ですが、ヘディングはあまり上手くありません。が、ミトログルと同じくポストプレーが上手く、やっかいな選手に変わりはありません。DFではパパスタソプーロスがウッチーと元チームメート、そして大ベテランでチームを引っ張るカラグーニスら、他の国に比べれば小粒な印象ですが、侮れないタレントです。
ポイント:”ボールを保持してはいるが無得点”という嫌な流れにならないように、チャンスをしっかりと決めよう。セットプレーには注意。

【コロンビア】
最終戦は一番の強敵と目されているコロンビア。あら、いつの間にこんな強くなったんや?と言う南米の雄、上記の通り現在FIFAランク5位。南米予選をアルゼンチンの次の2位で勝ち抜け、失点13は南米最小失点です。
先のオランダ遠征で、オランダ、ベルギー、コロンビアの中から2カ国対戦相手を選ぶ状況でコロンビアをスルーした絶妙なマッチメイクには笑ってしまいますね。
代表メンバーにはイタリア・セリエAでプレーしている選手が多く在籍し、長友のチームメートのグアリンさんは”グアリン砲”と称される強烈なミドルシュートを持っているので注意が必要です。
そしてもっと注意が必要なのがFWのファルカオ。今世界中のFWの中で最も決定力があると言われていて、ポルトでブレークし、アトレティコで更に進化、そしてフランスリーグのモナコで無双をしていると言うファルカオ。しかし、そこはさすが神の国、日本。1月22日に行われた試合にてファルカオは靭帯損傷の大怪我を負い、全治は6ヶ月。W杯は恐らく無理な状況で、例え奇跡的な早さで回復して間に合ったとしてもコンディションは万全ではない。これは日本にとってはグッドニュース。
しかし、ファルカオがいなくてもモナコでチームメートのハメス・ロドリゲス、ポルトのエース、ジャクソン・マルティネスなどまだまだ驚異的なFWがいるので日本にとって苦しいのは間違いない。
ただ、浅野的予想では、この時点で日本の敗退、もしくは勝ち抜けが決まっているのでこの試合は消化試合になる予定だ。(あくまで浅野の中では)
ポイント:この試合の前に突破を決めとこう。(笑)

【日本代表】
寿人を使えとか石原とか千葉ちゃんとか塩谷とかを呼んでみてもええんちゃうんかい、とか言いたい事はいっぱいあるんですが、そんな事を言っても始まらないので、ザックの固定して来たメンバーを信じましょうかね。
心配なのが川島と香川。
川島は神ってる日はとことん神ってるんですが、なんかやらかす印象が強いのも確かなんです。てか最近の日本代表の試合では神ってるよりやらかす方が多いかも知れません。(笑)
やらかすのは仕方のない事なので、どうかW杯中にそれが出ない事を祈って観戦しましょう。
そして香川。日本代表の10番ながらマンUで全く試合に出れていません。香川タイプの選手は試合勘って言うのが超重要なんです。
今の香川は
試合に出れない
試合感が鈍くなる
プレーの質が落ちる
たまに試合出場
あまりよくないパフォーマンス
出してもらえない
試合感が鈍る…と言う超絶な悪循環の中にいます。

香川は日本代表の攻撃の核を担う中心人物の一人です。その香川がコンディション不足では目も当てられません。香川には何とか頑張ってチャンスを掴んで試合に出て欲しいです。

浅野が予想するコートジボワール戦スタメン
て言うかこれがザックが一番好きな11人(笑)
GK:川島さん
DF: 内田、吉田、今野、長友
MF: 遠藤、長谷部、岡崎、香川、本田
FW: 柿谷
変更があるとすれば長谷部、遠藤どっちかが山口で、柿谷のとこが大迫ってくらいかなぁ。

【突破した場合】
グループ突破には、1位突破、2位突破とありますが、1位突破だとグループDの2位、つまりウルグアイ、イタリア、イングランドのどれかですね。しんどいです。
1位突破だった場合は多分…2位になるのはイタリアかと。その戦いを勝ってもブラジルが来ます。しんどい。そしてそれを勝てばドイツ。しんどい。そしてそれを勝てば恐らくアルゼンチン、ポルトガル、フランス、どれかとの決勝です。しんどすぎてもう、ね。(笑)
2位突破だと多分ウルグアイ。どちらにしても、もうベスト16はだいたいしんどいですね。勝てば多分スペイン。次がアルゼンチン、ポルトガル、フランスのどれか、決勝がブラジルかドイツ。2位通過の方が楽そうですな。

理想スコア
日本 3-1 コートジボワール
日本 1-0 ギリシャ
日本 0-2 コロンビア

これで多分2位通過。

ただの真面目なサッカーコラムになってしまった。(笑)
まぁ、これを参考にしてもしなくても、世界的イベントのワールドカップを自分なりに楽しんでみてください。開幕は6月12日、日本の初戦は6月15のAM10:00~です!

2 comments:

Unknown said...

ヤフージャパンのサッカーコラム超えたね。
もう深いレベルでサッカーの話しができん自分を再確認してちょっぴり寂しい。いつかまた一緒にサッカー見れたらいいね!(センチメンタル)

Unknown said...

ヤフージャパン超えたかね(笑)
いやいや、いつでも見れるっしょ!
是非帰国を合わせたいものですな。