April 13, 2014

「この記事はきっとあなたをポジティブにさせるでしょう」の巻

やほ、半年のコースの半分が終わりました:)

初めは着いていけるかドキドキだったけどなんか今はこのコースを受けることにしてよかったなーと本当に思う。

海外で生きる事って、楽しいこともたくさんあるけど、大変なことも本当にたくさんあって、なんか今は辛い部分はだいたい乗り切った気がする。

初めに理解してもらいたいのは、留学と海外に住むって俺は別だと思っとる。

日本で自分で苦労して苦労してお金をためて留学!ってなら話が違うけど学生はどこまでも学生で、海外で学生っていうのはどこまでいっても修学旅行の延長だと俺は正直思っとる。

それは、留学って事に嫌悪感を抱いとるとかじゃなくって、自分の経験上。

初めは二か月だけオーストラリアに来て、語学学校に行って、自分は25万だけ出して後は親が払ってくれた。

その二か月って本当に毎日課題やりながら修学旅行しとるみたいな感じで、ネガティブな要素なんか何一つ無いって言えるぐらい素晴らしい経験をして日本に帰った。

四年間の留学とかだったら話は別じゃけど、一年程度の留学やワーホリでカルチャーショックやホームシックに負けてネガティブな経験をする人は自分の行動に責任を持ち切れてないいんだと思う。

でも留学の素晴らしい所って終わりがあるって所。

帰国したときネガティブな経験は人を強く、賢くするし、ポジティブな経験をした人は人生が変わる。

どう転んでもポジティブな結果が出てくるのが留学。もしお金があったら絶対おすすめな負けないギャンブル。

ごくたまーに、(ってか正直ほとんどな気も)海外で遊び呆けたあげく、その国に住めば一生そのシンデレラタイムが続くって勘違いして人生を失う人もおるけどそれはギャンブル、絶対負けないなんて勿論はったり。それもまた人生。

もしその留学に終わりがなかったら、修学旅行は閉店ガラガラ(古)若干気まずい人生のスタート。

まず家賃と生活費払わんといけんけんバイト探し。
学校で友達と使っとった時あんだけ楽しかった英語が楽しくなくなる。
日本語使えたらもっと自分に自信あるのに、っていう感じで言語バリアの餌食に。

そこで自分の可能性を狭めてしまって、新しいことにチャレンジするのが凄く凄く今まで以上に大きなチャレンジに感じて、次第にどんどん自分自身に自信がなくなっていく。

自信が無いけんあんま英語喋らんでいい仕事見つけて、なんだかんだそれで生活できるけんその生活が自分のComfort Zoneになって、そこから踏み出せん。


たぶんリアルな海外に住むってこんな感じだと思う!(笑)
賃貸の契約するときに書類にわからん単語あるだけで怖いし、
どんだけ上達したっていってもネイティブにはなれんし、
意味が分からん単語とかきっと五年後も毎日見る/聞くじゃろうし、
誰しもが少しぐらいは劣等感とか感じながら生きとんじゃろうなーって!

そんな感じだったけど、今のクラスを通して自分の英語に少しは自信がついたし、なにより移民として持つべきである価値観っていうのを学んだ気がする。

先生に一番初めに言われたのが、「このクラスに入れただけでもう生活するには十分な英語力はあるんじゃけNever say your English is bad. It's not. You better say that you want to have better English skills to grab more opportunities in your life.」これって俺ぐらいの英語力を持っとる人にとって一番言われて嬉しい言葉。

俺の先生は心理学の学位も持っとって何かと人の心を操るのが上手で関心する。

普段の生活の全部を英語でやって、それでも自信が無いことはたくさんあって。
二月から始まる予定の映画の勉強も凄く凄く不安で、もしこれが日本での映画学校だったら誰にも負けずにぶっちぎりの成績を収める自信があってもきっとこの国では120%の努力で初めて”平均”になれるんだなーって。

そんな時に「今の自分の英語力だったらできん事はないよ」っていう一言の効果って信じられんぐらい大きかった!俺にとってはそれは今一番聞きたい言葉だった!

でもね、俺は言語っていうものを一度失ってその大切さを知ったけん、今そう思えることができるし、20年間当たり前だとおもっとった日本語を当たり前に話す自分っていうものをなんの評価もしてなかったけど、それって凄いことだと思う!

海外である程度全く日本語使わずに過ごして日本に帰ったら自分の可能性って無限大なんだーって俺は思った。

今まで自分を囲っとった障害物がぜーんぶ消えた感覚。


もし日本で生きていくってなって、日本語を完璧にマスターした自分がおる。
それってやる気があればなんでもできるって事だと思う。
今の時点で何のとりえも無いって思う人も5年間本気で勉強したらだいたいなんにでもなれるし、もし自分がもう手遅れって思うんなら、この先も色んな障害物に囲まれながら生きてであろう俺に謝罪するべきだと思う。(笑)

いや、でも本当に競争競争な世の中でそう思うのって難しいかもしれんけど、自分を諦めてない人って強い。

子供がおって自分はだらだらしてられん人
特別な理由があって色んな人を見返したい人
譲りたくない目標がある人
何にもない人だって何かを見つける為に頑張ればいいと思う。

このテクノロジーで満ち溢れた21世紀って、欲しいものはだいたい手に入るし、見たい番組は選択して選べるし、娯楽なんて腐るほどあるし。

でも今俺が勉強中のオーストラリア人ジャーナリストが言っとったけど、退屈ーって言いながらテレビ見とる人たちってこの世にいくつその人の人生を彩る事実があるかを知らんけん可哀想って言いよった。

見たい情報だけを、聞きたい情報だけを得れれる世の中でその情報に閉じこもって生きとるって事を人々は気付いてないって。反対意見の大切さを忘れとるって。

データが情報じゃないし、情報が知識じゃないし、知識が賢さじゃないって

都合のいいデータだけが手に入る現代社会で、選び抜かれたデータだけが情報になって、その情報を色んな角度から見て初めてその情報に価値が生まれて、その選び抜かれた情報をいくつも集めて知識を得て、その知識を考えに考え抜いて極たまーに賢さが生まれる。

自分のテリトリー外の事に興味を持てる人って一生退屈にならんと思う!俺なんかいつまでふらふらするんやって人生送っとるけど真剣に自分が10人ぐらいおってそれぞれが別々の道を歩めたらなーって思うぐらいやりたい事いっぱいあるし、知りたい事で溢れとる。

まぁ話だいぶそれたけど何が言いたいかって今の世の中自分の周りを自分の好きなモノで固めるのは簡単じゃけどそれにはそれなりの代償がある。
そんでもってその代償に囚われて自分の可能性に気づいてない人がスッゴイ多いと思う。



まぁ「たいがい長くない?」ってここまで読んでくれた人達は思い始めとるけんここでストップするけど一言で言うと


なんでみんなもっとやりたい事に、なりたい自分に貪欲に生きていこうぜ。っていう事でした。


二月にあんま怯えんでいいようにこの半年間いっぱい自分の殻を壊していこーっと!



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