結論から言うと、アイルランドは素晴らしい国でした。
諸事情で大学が1週間程休みになり、せっかく英国にいるのだからヨーロッパのどこかへ行こう。
と言う事でアイルランドはダブリンへ行って来ました。
ダブリンはアイルランド唯一の大都市と言われていますが、ロンドンや東京などと比べると小規模で、徒歩でも充分回れる小さい街でした。
数ある国の中からアイルランドを選んだ理由として、人々が陽気で治安がよく、豊かな自然が溢れ、酒の名産地でもあり、英語圏でイギリスから近い等の理由がありました。(飛行機で片道1時間30分ほど)
イギリスとかなり近いため、電車や車で行けると思っている人もたまにいらっしゃいますが、飛行機のみです。あ、船もあります。
イギリスの一部なのは北アイルランドだけで、アイルランドは別の国。
観光名所は少なく、島自体も小さな島ですが、大国イギリスから独立しているだけあって、文化もまたイギリスとは異なるものです。(もちろん似ているところもたくさんあります)
しかし、入国審査などはかなり緩めで、ヒースロー(イギリス)の緊張感からは考えられないものでした。この辺りは元同じ国の名残でしょうか。
ここではアイルランドについてもう少し詳しく説明するので、興味のない方はこの段落は飛ばしてください。
アイルランドは中部地方くらいの大きさ、四国くらいの人口の国で、2005年英エコノミスト誌による調査で、世界で最も住みやすい国に選ばれた事もあります。
また、妖精がいる国としても知られています。
また、妖精がいる国としても知られています。
人口の多くをケルト系アイルランド人が占めています。一応公用語はアイルランド語ですがほとんどの人が英語を喋れます。つーかアイルランド語は最近まで話せる人の方が少なかったんですが、ここ最近、やはり母国語なのでということで注目が集まり、専用のラジオ局まで出来ました。看板にはアイルランド語と英語が表記してあります。
EUに加盟しているため、通貨はユーロ。
また、第二次世界大戦に参戦しなかった事でも有名。その影響か、日本に対しての印象は悪くないです。
悪くないどころか、何人かのアイルランド人は第二次世界大戦のときに日本がアイルランドの憎き敵であるイギリスの支配下だった(難攻不落の要塞と言われた)シンガポールを陥落させた事で偉大な国として見ています。
アイルランド人からすれば、世界最高峰のイギリスの艦隊を破ったこの戦いを知らない日本人が多くいるのが信じられないのだとか。
アイルランドの主な見所
ギネスストアハウス
アイルランド産のもので恐らく一番有名なのがギネスビール。
ギネス記録でお馴染みのギネスは元々これから来ています。
日本ではあまりこの黒ビールと言うヤツが人気でないのですが、こっちではかなり人気のビールです。
この泡のクリーミーさこそがギネスの真骨頂
全7階ある様々な展示などをどんどん上がって行く感じで、最上階では出来立てのギネスを飲む事が出来ます。ここの従業員によると「ギネスは保存の温度や注ぎ方を間違えたり、出来てから時間が経ってしまうと風味が50%以上落ちる」そうなので、ここのギネスが最高のギネスなんだそうです。
ちなみに正しい注ぎ方はしっかり習ったので、日本に帰って飲みたい場合は是非言ってください(笑)
美味しいビールは美味しい水から!という展示。
ここで飲むとギネス観がガラッと変わる事間違い無し!!
地上46mのところにあるバーはアイルランド内で一番高いところにあるバー。ダブリンの町並みを見下ろしながら飲のギネスは絶品。
最上階にある”グラヴィティバー”
グラヴィティバーから見たダブリンはこんな感じ。天気が悪いのは通常運転。
ジェムソン旧蒸留所
ダブリン二大お酒関連観光スポットのもう片方はアイリッシュウイスキーの中でも一番人気のジェムソンの旧蒸留所です。
世界中で親しまれるビールとウイスキーがあって、酒好きにはたまらん街ですね、ダブリンは。笑
入り口には蒸留で使われる巨大な道具が。
各自が自由に展示を見て回れるギネスストアハウスとは違い、こちらは30人くらいが一組のツアー制です。
最初は紹介VTRから始まり、ここでテイスティングに参加出来る8人を選びます。
ちなみにこのテイスティングではアメリカのジャックダニエル、スコッチ、そしてジェムソンを飲み比べします。
そしてその後に、どのウイスキーが一番好きかを聞かれ、きちんと「ジェムソン」と答えると、修了証が貰えます(笑)
このツアーで知ったのですが、アメリカン、スコッチ、アイリッシュウイスキーの違いは蒸留回数にあるのだとか。
アメリカンが1回、スコッチが2回蒸留するところを、アイリッシュウイスキーは3回蒸留するので、
ウイスキーの中では最もまろやかな口当たりなんです。
様々な年代のボトル。
俺は行く前はウイスキーなんて絶対飲めないって思ってたんですが、製造過程や人々のウイスキーへのこだわりなどを知って、実際に飲んでみて、変わりました。
と言っても俺が飲んだのはジンジャーエールで割ってライムを入れたものですが(笑)
お土産コーナーはジェムソンの各年代のものはもちろん、Tシャツ、パーカー、バッグ、チョコレートなど多種多様。
浅野が購入したのは…
映画で大体ヤバいヤツが持ってるアレでお馴染みスキットル!
3年くらい前、ひとしに誕生日プレゼントでジャックダニエルのウイスキーを貰って全然飲めなかったのが懐かしい…。次もらったときはこのスキットルに入れてグビッと飲むぜ。
ジェムソンウイスキー、日本でも買えるので是非。ちょっと高いけど12年もののジェムソンはかなり美味しいらしいです!
次回のアイルランド紀行では酒以外のアイルランドを紹介…したいな。(笑)
Cheers!
Dice
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