頑張っても頑張っても、思うように進まんくって。
しっかり息継ぎをして、目標に向かってただ突き進む事しかできなくて。
もしこんな中途半端なところで立ち止まったらいったい何人が俺を指さして笑うだろうか。
振り向くことが許されない状況の中で俺は自分のプライドのために命がけで進む。
「もう限界だ。」そう思ったときに今まで俺を支えてくれたみんなの顔が頭に浮かんだ。
その瞬間頭の中が真っ白になり、プライドを捨てた自分は息継ぎを諦めた。
すぐそこまで迫ったゴールラインは手を伸ばしても伸ばしても届かない。
「俺もここまでか。」そうあきらめかけた瞬間何かが俺の指先に触れた。
ゴールだ。
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人間って無意識に過去を綺麗に彩って、先の事は希望で満たして、今の自分を買い被っとる気がするんよね。
もちろん思い出は綺麗にしまっておきたいし、希望の無い未来なんて夢の無い人生ほどつまらん。
でも、自分のペースで、自分のタイミングで頑張ることを忘れちゃいけんし、美化した自分が鮮やかなイメージをもって飛び込んだ場所が思ったより深くって一生上がってこれんくなるときがあるのも事実じゃもんね。
過去の自分と今の自分、そしてなりたい自分、みんなで話し合って目標を定める。そんな事をふと思い出した今日この頃。
以上、政岡ひとし12年ぶりに25mを泳いだ感想でした。
明日も泳ぎにいこっと。
くだらん。
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