January 21, 2014

広島弁講座

はい、『ダイスの正しい広島弁講座』の時間がやって参りました。

僕は20年間ずーっと広島に住んでいたんですが、完璧な標準語が話せます。東京の人に”標準語が上手過ぎてすごい練習したか何年か住んでたと思うレベル”とまで言わしめました。(関西人以外はみんな話せると思うんだけどね…)
でも第一言語はもちろん、広島弁です。

最近は広島弁の評価が高いみたいで、マツコデラックスが「一番好きな方言は広島弁」と言ったり、こういう画像が出来たり↓
まぁこんな事言わんのじゃけどね。

俺の周りの東京出身組も「広島弁で喋って~」とか、挙げ句の果てには「広島弁聞きたいのに全然出なくて面白くない!」とか言われたりします。
みんなの中にある広島弁のイメージは竹原慎二さんだったり、iPhoneの説明だったり、朝ドラの『てっぱん』だったり、『君のいる町』だったり、古い世代には『仁義なき戦い』だったり。

広島弁ネイティブの私が言いましょう、ハッキリ言って今の若い世代からしたら全部使わん!!!!!!
まぁおじいさん、おじさん世代はばんばん使うんじゃけどね。


そこで今回は俺が”若い世代はこれ使うよ”って言う広島弁を厳選してみました。広島弁とは言いましたが、山口、岡山、四国、あの辺りの言葉は似通っているので厳密に言えば広島だけで使う表現ではないものもあると思いますが、ここでは標準語以外で広島でよく使うものを載せて行きたいと思っているので、ご了承ください。


じゃけぇ / じゃけん
代表的な広島弁。だから、と言う意味。
例:じゃけぇ、そのうちやるってば。
訳:だから、そのうちやるってば。

いけん
ダメ、いけないの意。
例:そんな事したらいけんよ。
訳:そんな事したらダメだよ。

おおごと
大変な事。これはこっちの方が短くて使いやすいのでは?人によっては大事と書く人も。
例:そりゃおおごとじゃね。
訳:それは大変な事だね。

はぶてる
ふてくされる。
例:そんな事で、はぶてんなや。
訳:そんな事でふてくされんなよ。

知ったげ
知ったかぶりの事。知ったげの方が嫌な人って感じする。
例:あいつ何も知らんで。ただの知ったげじゃけ。
訳:あいつは何も知らないよ。ただの知ったかぶりだから。

じゃろ / じゃろう
でしょうと言う意味。
例:あいつ就職したんじゃろ?
訳:あの人就職したんでしょう?

上記の全てを使った例文

例文:じゃけぇ、あいつ知ったげじゃって言ったじゃろ?
あいつすぐはぶてておおごとにするんじゃけぇ。あいつとはやっていけんよ。

訳:だから、あいつは知ったかぶりだって言ったでしょ。
あいつはすぐふてくされて問題を大きくするんだよ。あいつとは(うまく)やっていけないよ。


あと、これも↓なかなかの出来なので、暇だったら見てみてさい。
多分エラーが出るかもしれませんが、エラーが出ても何回か更新を押せばそのうち見れます。

これであなたも広島弁スピーカーに近づきましたね。広島弁講座、気が向いたらまたやるけぇ、お楽しみに。

じゃあの。

Dice

2 comments:

Unknown said...

http://youtu.be/YAWGqRR67Gs

Unknown said...

それは知っとったけど、出したら内容が全部それに持って行かれそうだったけぇ無視したと言うのに(笑)